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更年期障害に有効なプラセンタ療法をご存じですか?

更年期障害とは

更年期になると、いろいろな不快な症状を感じるようになりますが、ほとんどの人は自分なりになんらかの対処をして、日常生活を送っています。
ただ、症状がひどかったり、いくつも重なって日常生活に支障が出る人の場合は、専門的な治療が必要になります。
このように、更年期にあらわれる諸症状が更年期症状であり、そのために正常な生活が送れなくなった状態を更年期障害と呼びます。

更年期障害の原因

女性は更年期が近づくにつれ、徐々に卵巣機能の衰えやホルモン分泌の乱れが起こり、その結果、更年期症状が表れます。

発症は、日常生活の変化がきっかけとなることがあります。若い頃は生活の変化にも上手に対応出来ていたのが、ホルモンのバランスが崩れてくるこの時期は、心身ともに不安定になるため、うまく対応することが難しくなり、更年期障害を引き起こすケースが多くみられます。
症状の出やすさには、その人の持つ性格も関係します。真面目すぎて融通がきかない人や、ネガティブ志向の人は要注意です。よき理解者に恵まれている人は、症状が出にくい傾向がありますので、普段から身近な人たちと良い人間関係を築くようにこころがけましょう。

●プラセンタとは?

プラセンタは英語で胎盤のこと。胎児の発育に必要不可欠なものです。
1個の受精卵をわずか10ヶ月程度で平均3kgにまで育てあげるための
各種栄養素や生理活性物質が豊富な組織です。

●更年期障害には自然治癒力を高めるプラセンタ

プラセンタの最大の特徴として「自然治癒力」の増大があり、体の不調を慢性化させない自然薬として注目を集めています。
また、肝炎と更年期障害に対する保険適用が厚生労働省から許可されている副作用の少ない医薬品です。

●プラセンタの薬理作用

プラセンタの薬理効果に対する研究は数多くなされており、幾多の有用な作用が確認されてきています。
●自律神経調節作用
●基礎代謝向上作用
●免疫賦活作用
●抗疲労作用
●抗アレルギー作用
●血行促進作用

●内分泌調整作用
●強肝作用
●妊婦の乳汁分泌促進作用
●肉芽形成促進作用
●活性酸素除去作用
●抗炎症作用
●抗貧血作用
●体質改善作用
●抗突然変異作用

●こんなところでも使われています

プラセンタ医療の現在は、医療用注射薬として肝炎・肝硬変・更年期障害・乳汁分泌不全の治療薬として健康保険適用になっています。
一方、幅広い診療域で治療に応用されています。

●安全性と副作用

肝炎やエイズなどの感染のない健康なヒトの胎盤のみを原料としています。また、ウイルスや細菌は高圧蒸気滅菌により不活化されます。

次のような副作用があります。
注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等が起こることがあります。
その場合は、医師にお申し出下さい。

●更年期チェックシート

簡略更年期指数(SMI)で自己チェックしてみましょう。
症状の程度に応じて、自分で○をつけてから点数を入れ、その合計点をもとにチェックします。 どれか1つの症状でも強くでれば「強」に、○をしてください。
症 状 点数
顔がほてる 10 6 3 0  
汗をかきやすい 10 6 3 0  
腰や手足が冷えやすい 14 9 5 0  
息切れ、動悸がする 12 8 4 0  
寝つきが悪い、または眠りが浅い 14 9 5 0  
怒りやすく、すぐイライラする 12 8 4 0  
くよくよしたり、憂うつになることがある 7 5 3 0  
頭痛、めまい、吐き気がよくある 7 5 3 0  
疲れやすい 7 4 2 0  
肩こり、腰痛、手足の痛みがある 7 5 3 0  
  合計  

●更年期指数の自己採点の評価法

0~25点・・・・  上手に更年期を過ごしています。これまでの生活態度を続けていいでしょう。
26~50点・・・・  食事、運動などに注意をはらい、生活様式などにも無理をしないようにしましょう。
51~65点・・・・  医師の診察を受け、生活指導、カウンセリング、薬物療法を受けた方がいいでしょう。
66~80点・・・・  長期間(半年以上)の計画的な治療が必要でしょう。
81~100点・・・・  各科の精密検査を受け、更年期障害のみである場合は、専門医での長期の計画的な対応が必要でしょう。
更年期障害・乳汁分泌不全に保険適用
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稲生産婦人科・内科
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